1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 11日目
最高の朝焼け
今日は怪我のメンバーのことも考慮して4時半に起きました.
昨日は真っ暗の中到着したのでわからなかったのですが,とてもきれいな朝焼けが見えました.
いい一日が始まりそうな予感です.
ちなみにこの予感は外れることになります.
メカトラブルの悲劇
初山別村を超えて25km走った頃に事件は起きました.
自分の前を走っているメンバーの後輪が異常に横に振れてました.
一度止まって見てみると,スポークが1本折れてました.
奇跡的に別のメンバーがスポークとニップル回しを持っていたので修理できそうでした.
しかし,そのメンバーの後輪はスプロケットを外さなないとスポークを交換できない仕様になっていました.
さすがにスプロケ外しのような大きい工具は誰も持ってませんでした.
最寄りのサイクルショップは50km先の留萌市でした.
とりあえず他のメンバーで分散して荷物を持ち,ニップル回しで残りのスポークを調整して振れを取るという応急処置を取りました.
〒078-3714 苫前町字香川
こんなときにアレですが,香川という地名を発見しました.
25km程進み小平町鬼鹿というところに到着しました.
ここでも一応振れ取りを行い休憩後に 留萌市へ向けて出発しました.
一昨日まではオホーツク海で,昨日はずっと内陸を走っていましたが今日はずっと日本海が見えてました. 遠目から見たらオホーツク海も日本海も変わらないように見えます.
あと25km.
なんとか留萌市へ
街並みが見えてきました.ついに留萌市に到着しました.
早速,サイクルショップに行くと,スプロケ外しやいろいろな工具を貸してくれました.
スポークが折れた人はずっとその工具で修理をしていました.
他の人は昼飯を買って食べたりしてました.
苦戦していたようですが,2時間くらいしたころについに修理が終わりました.
修理が終わった頃には雲ひとつない快晴の空が広がっていました.
これはいい再スタートになりそうな予感です.
ちなみにこの予感も外れることになります.
晴天からの土砂降り
留萌市の青看板についに「札幌」の文字が現れました.
自分の地元なのでなんだか嬉しい気持ちになりながら出発しました.
滝川市を目指して再び内陸へ走っていきます.
まずは北竜町を目指します.
留萌市と北竜町の間には美葉牛峠というプチ峠があるのでそれをえっちらおっちら超えていくと,
見渡す限りの田んぼが広がっていました.
ひたすら何もない田んぼの中を走っているといきなり土砂降りの雨が降ってきた...
さっきまで雲ひとつなかったのに不幸でした.
レインウェアを来てなかったのでびちゃびちゃになったまま進みました.
やっとの思いで30km先の北竜町の碧水というところにあるセイコーマートに駆け込みました.
雨が一向に止む気配がないので レインウェアを来て残り20km頑張って走りきりました.
体が冷えてきたので「滝川ふれ愛の里」という施設にある温泉に入ることにしました.
雨が振っていましたが,露天風呂はいい湯でした.
風呂から上がって,今日は何を食べようか迷ってましたが,雨も降っていたので,結局,今日もコンビニで買うことにしました.
晴れからの土砂降りでテンションダダ下がり
ちょうど雨も上がったのでコンビニに行ってやきそば弁当やおにぎりなどを買い込んで今日,泊まる場所へ急ぎました.
その場所は少し坂を上ったところにあったので一生懸命登っていったのですが,結局,そこは泊まることが出来ないところでした.
しかも,そのタイミングで雨がまた土砂降りになって降ってきました.
テンションダダ下がりでさっきの温泉のところまで2.5km程戻って近くの泊まれそうなところに泊まることにしました.
みんな黙って雨の中テントを張ったりしてました.辛い.
トラック野郎
外は一向に土砂降りでした.
テントの中で冷えたやきそば弁当をすすってました.
メンバーのひとりがアマゾンプライでなにか見ようと言い出して,
何を見るのかと思えば「トラック野郎」という40年異常前にやっていた映画でした.
その映画はシリーズになっていて自分達が見たやつは北海道が舞台でこれまで走ってきたところが出てきたのもあってみんなななだかんだ最後まで見てました.面白いかどうかは自分にはよくわかりませんでした(笑)
走った距離
1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 10日目
別れの日
今まで5人でツーリングをしてきたのですが,一人,留学のスケジュールの関係で帰らなければなりませんでした.
その人は朝6半くらいに稚内から一人去っていきました.自走して室蘭に帰るらしいです.
自分は爆睡して見送れませんでした...
米軍バーガーガチ勢
今日はどんなに出発が遅れても米軍バーガーを食べることにしてました.
なので,11時の開店まではなんとかして時間を潰さなければなりません.
といってもやることがないので他のメンバーより先にライダーハウスを後にしました.
これまで溜まっていたセイコーマートのレシートを引き換えにセイコーマートへ行きました(確かこのとき5店舗くらいのセイコーマートのレシートを持っていくといろいろ引き換えにするフェアをやってたはず).
補給はセイコーマート縛りかってくらい行っていたのでそれなりにレシートは持っていました.
とりあえず,セイコーマートのソフトクリームを2つ引き換えて稚内駅で2個食いして時間を潰していました.
食い終わってもまだ時間があったので,防波堤ドームの奥の方を見てみようと行ってみました.
昨日は遠目から見て工事中だったのでスルーしていましたが,今日,近づいて見てみると,奥の方は全然工事していませんでした.
ってかパイロンがおいてあるだけで全然工事中じゃなかった.
そうこうしてるうちに残りのメンバーもやってきました.
自転車に空気を入れたいということで稚内駅に戻ることにしました.
稚内駅のすごいところはWi-fiスポットが完備だったり,自転車のフロアポンプを無料で貸し出していることです.
他のメンバーがフロアポンプを借りて自転車の空気を入れていると,いかにもツーリングしてそうな3人組がいました.
声をかけると山形大学から来ている人達でした.
山形大学の人達とデノーズへ
せっかくということで一緒にデノーズで米軍バーガーを食べることにしました.
もちろん店には一番乗りで入りました.
みんなそれぞれ米軍バーガーを頼んで,みんなで分けようと,「スラッピージョー」というメニューも頼みました.
しばらくすると,香ばしい匂いが漂ってきて米軍バーガーがやってきました.
目の前に置かれてびっくり,普段食べているハンバーガーの2回り3回りくらい大きかったです.
早速いただくと焼きたてのバンズがめちゃくちゃ香ばしくて感動しました. パティも横にめちゃくちゃでかいです.
これ一つで十分お腹いっぱいになるのですが,「スラッピージョー」なるメニューもやってきました.
米軍バーガーと同じくらいのサイズのハンバーグがやってきました.これもめちゃくちゃいい匂いで美味しそうです.
頂くと味付けが自分好みで濃厚でこってりした味でした.とても美味しかったしこれから元気に走れそうでした.
店を出て山形大学の人達と記念撮影をして,お互いに励まして別れました.
メンバーの一人の膝が破壊される
稚内を出発したのは昼頃です.
これまではひたすら北に向かっていたのを今度は逆に南へ向かいます.
また何もない道を4人で走っていたのですが,メンバーの一人の様子がおかしかったです.
その人は昨日強風の中宗谷岬から稚内市街まで全力で前を引いてくれた人でした.
様子を聞くと,膝が痛くて力が入らないとのことでした.原因は言わずもがな昨日の引きでした.
そこからは巡航速度17km/hくらいで進みました.
ゆるポタの日
昨日までの一日190km走っていたのとは打って変わってかなりゆるゆるのポタリングになりました.
違うメンバーの一人が何もなさすぎて暇になったのか音楽を大音量で流し始めました.
それもあってかその日は寝るまでずっとa-haの「Take On Me」がずっと頭の中で流れてました.
初ナイトライド
遠別町に到着した頃には外が薄暗くなってきました.
今日はここから20km先のキャンプ場に泊まる予定でした.
予定よりも遅かったので,今日は自炊を諦めて遠別町のセイコーマートでがっつり食べて出発しました.
出発して遠別町を離れるとめちゃくちゃ暗くて怖かったです.街頭も全くなければ人家もないので自分達がつけてるフロントライトとたまに通る車のライトくらいしか明かりはありませんでした.
また,メンバーの一人が音楽を流し始めましたがこんな暗い中だったら逆に怖くなくなってよかったと思います.
初山別村のカントリーサインが見えてきて後少しのところで登りが始まりました.
後ろを振り向くと暗闇しか見えなくて登っていくたびにどんどん下から暗闇が迫ってくるように見えました.
登り切ると,下にぽつらぽつらと明かりが見えてきました.ついにゴールが見えました.
一気に下っていってゴールしました.
併設されている温泉に入りテントを張って眠りにつきました.
走った距離
1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 9日目
太陽は素晴らしい
今日は稚内まで走るのでかなり早く起きました. テントから出てみると,綺羅びやかな太陽がちょうど,昇り始めていました.
さすが「日の出岬キャンプ場」というだけあるキレイな日の出でした.
まるで雲が太陽に吸い込まれているように見えます.
北見神威岬公園
何もないのはいつも通りのことですが,枝幸町に入ったタイミングで 公園があったので寄ってみました.
確かにキレイですが,それ以上のものは特にありませんでした.
ちなみにこちらは「北見神威岬」といい,北海道の積丹町にある直線距離にして260km先にある「神威岬」は数日後に通ります.
圧巻の風力発電機
ここには市街地に到着するまでの間に巨大な風力発電機がずらりと並んでいるのが印象に残っています.
何もないの極み,エサヌカ線
浜頓別町を抜けて少し走ると,ツーリストの間で有名なエサヌカ線に入る道が出てきます.
今までも何もなかったのですがこのエサヌカ線
まじで何もないです.
今までは,電柱とかはあったのですが,それすらもないし,カーブもなければアップダウンもありません.
おまけに車もいないので,このように写真撮り放題です.
宗谷岬前の謎のアップダウン
猿払村を抜けるといよいよ稚内市に入ります. まずは日本最北端の「宗谷岬」を目指します.
青看板にも「宗谷岬」 の表示が見えてきました. 最北端でこれ以上先がないので真っすぐ行っても左に曲がっても稚内市街に行けるという表示が面白いですね.
岬まで何もない平地だと思っていたのですが...
とてつもないアップダウンが待ってました.
景色はとてもキレイでしたが...
日本最北端の岬
「日本最北端の給油所」,「日本最北端の郵便局」という表示がちらほら見え始めた頃に宗谷岬に到着しました.
近くのお土産屋で記念キーホルダーも買っちゃいました.
稚内市街までラストスパートです.
第2弾タイムアタック 米軍バーガー編
さて,この時点で160kmくらい走っているのですが
ここから更に30km程走らないといけません...
しかも,今日食べる予定だった稚内市街にあるデノーズというとてつもなくでかいハンバーガー(米軍バーガー)を食べられるお店があと1時間40分くらい(たしかそのくらい)でラストオーダーが終わってしまいます.
ということで第2弾タイムアタックが始まりました.
強風の向かい風が吹く中一人のメンバーがずっと先頭を走ってくれました.それでも風が強すぎて巡航速度は20kmちょっとしか出なかったです.
そのうち,自分がお腹が減ってしまい稚内空港辺りで千切れてしまいました.
後ろについてくれていたメンバーの一人が前に出てくれて自分のことを引いてくれました.
あのときはありがたかったし,申し訳なかったです...
市街地に入る直前のセイコーマートで補給をし,事なきを得ました...
ぎりぎりラストオーダー前にデノーズに到着しました.
しかし,ラストオーダーとは関係なしに米軍バーガーが品切れということでどちらにせよ食べられない運命でした...
せっかく30kmの間前を走ってくれたメンバーの頑張りも虚しく終わってしまいました. (しかも,次の日にこの人に更に恐ろしいことが...)
防波堤ドーム 工事中
気を取り直してツーリストの間で有名な「防波堤ドーム」に行ってみました.
すると...
工事中で中に入れませんでした...
踏んだり蹴ったりでした...
異質なライダーハウス
今日は「みどり湯」というライダーハウスに宿泊予定です.
噂によるとこのライダーハウスには謎の文化があるらしいです...
というわけで到着しました.
21時に全員集合の謎ルール
宿の主人であるおばあさんと話すと,いろいろライダーハウスのシステムについて説明してくれました.
- 基本的に自由行動
- 隣に銭湯あるけど,ここに泊まっている人は一回無料で入れる
- 21時には今日泊まっている人,大広間に強制集合,時間厳守
最後の決まりに謎の文化が関係しているらしいです...
2時間以内に風呂と炊事と食事を済ませる
21時まであと2時間程しかなかったので急いで隣の銭湯で風呂を済ませ,
ライダーハウスのキッチンを借りて大急ぎで自炊をしました. 今日はカレーでした.
21時になる前になんとか食べ終えました.
ミラーボールの中でする謎の自己紹介
そして,ついに21時が来ました.
今日,ライダーハウスに泊まる予定の人が続々大広間に集まりました.
何が始まるのかと思いきや電気が消えて大広間にあるミラーボールが回り始めました.これだけでも異質なのですが...
主人のおばあさんがマイクを持っていろいろ挨拶を始めました.集まった自分達はただただそれを聞いてました.
すると,次は今日集まった人達で自己紹介をするということでした.
というわけで一人ずつミラーボールが回る中で自己紹介を始めました.
自分もしました.といっても先に他のメンバーが自己紹介したので特に言うこともなかったですね.
知らない人達と肩を組みながら歌を歌う会
自己紹介が終わると,おばあさんが「私の好きな歌をみなさんにも歌ってほしいので皆さん立ってください」的なことを言うと,
明かりがついて目の前の巻き上げ型の遮光シートのようなものを引っ張ると松山千春の「大空と大地の中で」の歌詞が出てきました.
もはや意味がわかりません.
そして,音楽が始まり,みんな肩を組んで歌い始めました.
ちらっとおばあさんを見るとじっと座ってました!(笑)
歌わんのかい!!(笑)
「大空と大地の中で」はちょうどこの頃どこのセイコーマートの外でも流れていて死ぬほど聞いたことあったのでなんとか歌えました(笑)
意味がわからなかったですけどある意味思い出には残りました(笑)
いまだに残っているこのときのブログ
そして,このライダーハウスでは毎日泊まった人の写真とブログをアップロードしているらしいです. この日の記事もまだしっかり残っています. blog.livedoor.jp
なぜか,20日だけど...(笑)
というわけでいろいろ楽しいライダーハウスでした.
走った距離
1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 8日目
さらば,クリオネ
ベッドで寝たおかげで疲れはだいぶ軽減しました.
洗濯もしたので服もいい匂いだし,最高のスタートになりました.
2日お世話になったクリオネに別れを告げて出発しました.
雨上がり,向かい風との戦い
雨が降っていなかったのはいいのですが,今日はこれまで以上に風が強かったです.
平地なのにあっという間にみんなに置いてかれてしまいました.
泣きそうになりながら小清水町の道の駅にしました. まだ,20kmも走っていないのにすごい疲労感...
アマゾンタイム 〜受け取り編〜
小清水町から網走市までの記憶は特にありませんが,どことなく市街地になってきて網走市に到着したので,補給をしました.
網走には用事がありました.そうです.ツーリング3日目にアマゾンで頼んだ荷物を受取りにローソンまで行かなければなりません.
無事,受け取りできました. 自分はアクションカムに使うmicroSDを注文してました.
北見市常呂町岐阜
網走市を抜けてオホーツクサイクリングロードに入ります. 右手には主に能取湖が見えます.
車が通らないので安心して進めます.
しばらく進むと北見市に入ります.
合併前は常呂町というところで現在は北見市常呂町となっています.
サイクリングロードを抜けた辺りの地名は 岐阜地区となっています.
自分はこういう「辺境の地にある有名な地名と同名の地区」が何となく好きです.
これからもちょくちょく出てきます(笑)
この辺りから太陽が出てきました.
何もない道に現れたきれいな景色
今日は久しぶりの太陽に恵まれたおかげでいつもなら脳死状態で走る何もない道もきれいな景色で色づいてました.
これぞ北海道って感じですね.
補給失敗
やっとの思いで興部町に到着しました.
今日はここで夜ご飯の具材を買うことになりました.
この時点で今日は170km位走っていたので,自分はてっきりこの興部町で泊まると思っていたので,補給を行いませんでした.
しかし,実際はここから10km先にキャンプ場があるからそこに泊まろうという話でした.
少しお腹が減ってましたが「まあ,10kmなら大丈夫か」くらいに思っていました.
しかし,残り10kmは完全に登りでした. あっという間に置いてかれてしまいました.
太陽はほとんど沈み真っ暗の中一人で泣きそうになりながら進みました.
温泉へのラストスパート
なんとかキャンプ場に到着しました.
ホッとしたのも束の間,今日入る予定の温泉は更に登った先にある旅館でした.
安心してからの絶望はショックがでかいです....
また,一人ぼっちになり一人で「チクショウ!チクショウ!」と叫びながら最後の坂を登りました.
登った先にあった旅館は道東の果てに建っているとは思えないほどキレイで大きな旅館でした.
更に驚きなのが日帰り温泉が500円なことです.500円なのにアメニティは完備だし,オホーツクを一望できる大浴場と露天風呂があるという贅沢ぶりでした.
テント泊じゃなくここに泊まりてぇと思いながら,叫びならがら登った坂を下りキャンプ場に到着しました.
カレーうどん
キャンプ場に到着したので炊事場でご飯の準備をします.興部町で買った具材を調理して 今日はカレーうどんにしました.
めちゃ美味しかったです!
走った距離
1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 7日目
雨風で起きる
前日は雨風が強い中テントに泊まりました.
朝,その雨風がとても強くなっていてその音とテントの揺れで目が覚めました.
天気予報を見ると警報が出ていたのでもう1泊することになりました.
このツーリング始まって以来初の停滞になります.
久しぶりの洗濯
ツーリング中最大級の問題の一つに洗濯があります.
特に北海道1周中は大きな街に寄ることもほぼないのでコインランドリーなどは存在しません.
というわけで基本的に洗濯はしないんですよね.普通なら考えられないですが...
どうしても洗濯したい場合は手洗いしてそれをそのまま着たりします.干すところもないので...
しかし,それも晴れていて気温が上がるくらいにしかできないです.
今回のツーリングは雨天が多いので困ってました.実際,この7日間で完全に雨が降らなかったのは2日目と4日目だけですね.
この後の日程も晴れの日は本当に少なかったです.
今回泊まったライダーハウスは洗濯機付きだったのでここで一気に洗濯と乾燥が出来ました.サイクルジャージが久しぶりにいい匂いになりました.
スラムダンク面白い
さて,外に出かけることもできないので,一日中暇です.
しかし,このライダーハウスの凄いところは何故か漫喫並に漫画が揃っていることです.
ということで自分はスラムダンクを1巻から読み始めました.
面白かったです.
スロバキア人
他には,同じライダーハウスに泊まっていた人でスロバキア人がいました.その人に話しかけられたのですが,言っていることがわからなかったので適当に相槌を打ってしまいました.申し訳ない...
ジンギスカン食べ放題から焼き肉食べ放題にグレードアップ
今日も夜飯はジンギスカンかと思ったのですが,なんと今夜はジンギスカンだけじゃなく,いろいろなお肉がありました! もちろん1000円です!
ビールと一緒に頂きました!走っていない日でもビールはうまい!
久しぶりのベッド
今日は部屋が空いていたので泊まることにしました.
久しぶりのベッドに感動しました. めっちゃふかふかですぐ眠りに付きました.
あと,余談なのですが,寝室にいつからあるのかわからないダッチ○イフが置いてあるのが最高に謎でした. 誰のなんだ.
クリオネ最新情報
聞いた噂によると 現在,クリオネは閉鎖しているらしいです... なんでも消防法に引っかかったらしく現在改装中らしいです.
入った距離
停滞のため0km
1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 6日目
何もなさすぎて記憶にない標津町〜羅臼町
朝起きたらめちゃくちゃ風が強かったです. でも,出発しないわけにはいかないので出発します.
何もないのに慣れすぎてこの辺の記憶はありません.
気温8℃の知床峠
北海道1周唯一の峠,知床峠は標高738mで距離は約16kmです. 登れるか不安でいっぱいでした.
羅臼の道の駅を大きく曲がり始めたところが知床峠始まりの合図です.
道はみるみる傾斜が激しくなり,あっという間にみんなに置いてかれました.
えっちらおっちらゆっくりと坂を登ります.時速5km~8kmくらいでした.
途中,有名な「熊の湯」もありましたが当然,寄れるはずもありませんでした.
ダンシングに変えたり,お尻の位置を変えたり,とにかく止まらない,足を着かないように進みました. この辺は熊もよく出るし,霧で何も見えないのでかなり怖かったです.
サイコンを見ながら,「あと...30mだ...」と思いながら登っていても最後の方は下りも混ざってくるので中々,標高738mに届いてくれません.
「知床峠め...登りきったら覚えてろよ...」という支離滅裂な思考を巡らせながら最後は登っていきました.
というわけで一回も足を着かずに登り切ることができました.
本来なら展望台からキレイな景色を望めるのですが,霧で何も見えませんでした. あと寒かったです.メンバーのガーミンには8℃って書いてありました. この記事を書いてる今の東京は29℃とかです.同じ日本なんでしょうか.
下りもあるよ知床峠
さて,何も見えないし追い打ちをかけるように雨が強くなってきました.
ここからは13km下りです. 「下りなら楽だろ」と普通ならそうなるのですが,今回は8℃の中冷え切った体で滑りやすい雨の中を下るのでこれはこれで登りとは別の辛さがあります.
この13kmもかなり長く感じました.
腹の中で暴れる蒙古タンメンを抑えつつ登った「天に続く道」
無事,知床峠を降りた頃には体は完全に冷え切ってました.
8月中旬とは思えないくらい体は寒さでガタガタ震えてました.
セブンイレブンで休憩を取り,体を温める為に蒙古タンメンと別のカップラーメンを買って食べました.
しかし,体が温まったのも束の間,すぐに寒くなりました.
雨は一向に収まる気配は見せずにビシャビシャになりながら斜里町に向かいました.
その途中で「天に続く道」というまるで天に登っていくかのようにまっすぐな道を見ることができるという場所にやってきました. しかし,そこに行くには100m程登る必要があります.
いつものようにみんなに置いてかれるのは別にいいのですが,それよりもさっき温まる為に食べた蒙古タンメンが腹の中で暴れだしました.貪欲に汁まで飲んだのが祟りました.
死にそうになりながら「天に続く道」に到着しました.
天気が悪いので微妙ですね.
最後は天に続く道を下って斜里町に到着しました.
強風の中のテント泊
今日は久しぶりのライダーハウスの予定でした.
クリオネというライダーハウスがツーリストの間で有名なのでここに泊まることにしてました.
しかし,いざ行ってみると,なんと満員で入れないと言われました.
テントを張るのは構わないと言われましたが,今日の天気予報では夜中は天気がめちゃくちゃ荒れるという予報だったのでなんとか建物の中で夜を過ごしたかったのですが...
どうにか廊下などで寝かせてもらえないか交渉しましたが,主人はダメの一点張りで取り合ってくれませんでした.
仕方ないので,テントを張ることにしました. とりあえずテントを張って,まずは近くの温泉に行きました.
お風呂は狭かったですが,温泉は温泉なのでとても気持ちよかったです.
戻ってからテントを強化することにしました. 各々の自転車を重りとしてテントにくくりつけ寝てる間にテントが飛んでいかないようにしました.
500km運んだワインとジンギスカン
ここのライダーハウスの良いところは1000円で宿泊できて更にジンギスカン食べ放題がついてくることです.
申し訳ないのですが,写真はないです... お腹一杯食べました.
そして,焼き肉を食べた後は3日前に池田のワイン城で買ったワインをついに開けるときがやってきました.
なぜ,このタイミングなのか.
それは,コルク抜きを持っていなかったからです...
ワインは500kmもの間私達と旅をしていました
知床峠や納沙布岬も共に行ってきました. さて,その苦楽を共にしたワインのお味は...
あまり覚えていません笑
というわけでいい感じに酔っ払いつつ,風に揺られながらテントの中で眠りにつきました.
走った距離
1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 5日目
地獄の納沙布岬
朝早く目覚めて最初の目的地は納沙布岬です.
片道約20kmで本土最東端なのでもちろん行き止まりです.
どんなに走っても先には進まないとわかっていてもこれは行かなきゃいけません.
そんなわけで向かいましたが...
自分が風に弱すぎて,あっという間にみんなに置いてかれました.
霧の中に巨大な建造物のシルエットがぼんやりと浮かんできて
「おっ,こんな辺境の地にビルでも建ってんのか」
と進みながらみてると,強風の中,超高速で回る風力発電の風車が現れました.
そんなことだろうと思ったよ.
風が強いことを再認識させる風車がいつまで経っても近づいてこないのも足を重くさせる原因でした...
アップダウンは続きます.
半分以上来たところで珸瑤瑁(ごようまい)と呼ばれる集落に入り,「日本最東端の〇〇」を掲げる店がちらほらと出てきます.
その中の「珸瑤瑁郵便局」は日本最東端の郵便局でここから自分にハガキを記念に送る人もいるらしいです.
そんなこんなで本土最東端の納沙布岬に到着しました.
といっても朝早く来たので開いてるお店もないので早々に撤退しました.
また,あの何もない道を戻るのかと思うと憂鬱です...
帰りの記憶はありません.
再びタイエーへ
根室市に戻ってきました. 先に進むためには昨日通った厚床まで戻る必要があります.
そうです,更に30km以上同じ道を戻るのです...
まずは根室の締めくくりとして昨日行ったタイエーでやきとり弁当を食べることにしました.
やはり,美味しかったです. 昨日とは違う味を食べました.
そういえば,根室はロシア人が多いのかすべての青看板にキリル文字が書いてあります.
再び厚床へ
また何もない国道44号線を戻ります. 雨も降っておりなかなか辛かったです.
しばらく無心で走ってようやく,厚床のセイコーマートに到着しました.
昨日,同じところでアイスを食べたとは思えないくらい体は冷え切っており,温かいお茶を買って飲みました.
そこで,別の大学の自転車ツーリンググループに出会いました.その人達は道外から来ており,2人だけでした.
少し話してから別れて自分達は標津町へ向かうため国道243号線,別れた人達は根室へ向かうために国道44号線へ行きました.
しばらく進んで分かれ道が出てきました.
本来の標津町の最短ルートでいこうとすると次のセイコーマートまで45kmあります.
さすがに補給に不安があったので,別海町と中標津町を経由して向かうことにしました.
別海町でネジが吹っ飛ぶ
何もなくて気が狂いそうでしたが,順調に進んでいたところでメンバーの一人のサイドバッグに異常が発生しました. サイドバッグを固定していたネジが吹っ飛んだらしいです. なんとか先には進めますが,長くはもたないだろうという感じでした.
別海町のセブンイレブンで休憩を取った後,中標津町に向かいました.
大都会中標津町
中標津町に到着しました. ネジが吹っ飛んだ人はホーマックにネジを探しに行きました.
他のメンバーは東武サウスヒルズという複合商業施設で休憩することにしました.
こんな大きいショッピングモールを見たのは久しぶりだったので密かにテンションが上がってました.
中にはフードコートがあり,宅配ではないタイプのピザハットも店を出していて珍しかったので,それを食べることにしました.
1時間以上休憩してみんな動きたくなさそうでした. しかし,今日は標津町まで行くと決めていたので体にムチを打って進むことにしました.
あと20kmなのでそこまで苦ではなかったです.道中何もないのはいつもどおりです.
入場拒否を食らう標津町
標津町に到着しました.今日はここが宿泊場所なので恒例の銭湯に行くことにしました.
駐車場に自転車に泊めようとしてたところ, 明らかに駐車場が空いているのに,中から番台さんらしき人がわざわざ駐車場に出てきて「今は満員なので他をあたってください」と門前払いされてしまいました...
しかし,近くにホテルに併設されている銭湯があったのでそちらを利用することにしました.
いいお湯でした!
今日の宿泊場所は近くのキャンプ場です.炊事場もあったので料理も作りました.
今日はトマト鍋でした.