1年前のツーリングを振り返る 北海道1周ツーリング 11日目
最高の朝焼け
今日は怪我のメンバーのことも考慮して4時半に起きました.
昨日は真っ暗の中到着したのでわからなかったのですが,とてもきれいな朝焼けが見えました.
いい一日が始まりそうな予感です.
ちなみにこの予感は外れることになります.
メカトラブルの悲劇
初山別村を超えて25km走った頃に事件は起きました.
自分の前を走っているメンバーの後輪が異常に横に振れてました.
一度止まって見てみると,スポークが1本折れてました.
奇跡的に別のメンバーがスポークとニップル回しを持っていたので修理できそうでした.
しかし,そのメンバーの後輪はスプロケットを外さなないとスポークを交換できない仕様になっていました.
さすがにスプロケ外しのような大きい工具は誰も持ってませんでした.
最寄りのサイクルショップは50km先の留萌市でした.
とりあえず他のメンバーで分散して荷物を持ち,ニップル回しで残りのスポークを調整して振れを取るという応急処置を取りました.
〒078-3714 苫前町字香川
こんなときにアレですが,香川という地名を発見しました.
25km程進み小平町鬼鹿というところに到着しました.
ここでも一応振れ取りを行い休憩後に 留萌市へ向けて出発しました.
一昨日まではオホーツク海で,昨日はずっと内陸を走っていましたが今日はずっと日本海が見えてました. 遠目から見たらオホーツク海も日本海も変わらないように見えます.
あと25km.
なんとか留萌市へ
街並みが見えてきました.ついに留萌市に到着しました.
早速,サイクルショップに行くと,スプロケ外しやいろいろな工具を貸してくれました.
スポークが折れた人はずっとその工具で修理をしていました.
他の人は昼飯を買って食べたりしてました.
苦戦していたようですが,2時間くらいしたころについに修理が終わりました.
修理が終わった頃には雲ひとつない快晴の空が広がっていました.
これはいい再スタートになりそうな予感です.
ちなみにこの予感も外れることになります.
晴天からの土砂降り
留萌市の青看板についに「札幌」の文字が現れました.
自分の地元なのでなんだか嬉しい気持ちになりながら出発しました.
滝川市を目指して再び内陸へ走っていきます.
まずは北竜町を目指します.
留萌市と北竜町の間には美葉牛峠というプチ峠があるのでそれをえっちらおっちら超えていくと,
見渡す限りの田んぼが広がっていました.
ひたすら何もない田んぼの中を走っているといきなり土砂降りの雨が降ってきた...
さっきまで雲ひとつなかったのに不幸でした.
レインウェアを来てなかったのでびちゃびちゃになったまま進みました.
やっとの思いで30km先の北竜町の碧水というところにあるセイコーマートに駆け込みました.
雨が一向に止む気配がないので レインウェアを来て残り20km頑張って走りきりました.
体が冷えてきたので「滝川ふれ愛の里」という施設にある温泉に入ることにしました.
雨が振っていましたが,露天風呂はいい湯でした.
風呂から上がって,今日は何を食べようか迷ってましたが,雨も降っていたので,結局,今日もコンビニで買うことにしました.
晴れからの土砂降りでテンションダダ下がり
ちょうど雨も上がったのでコンビニに行ってやきそば弁当やおにぎりなどを買い込んで今日,泊まる場所へ急ぎました.
その場所は少し坂を上ったところにあったので一生懸命登っていったのですが,結局,そこは泊まることが出来ないところでした.
しかも,そのタイミングで雨がまた土砂降りになって降ってきました.
テンションダダ下がりでさっきの温泉のところまで2.5km程戻って近くの泊まれそうなところに泊まることにしました.
みんな黙って雨の中テントを張ったりしてました.辛い.
トラック野郎
外は一向に土砂降りでした.
テントの中で冷えたやきそば弁当をすすってました.
メンバーのひとりがアマゾンプライでなにか見ようと言い出して,
何を見るのかと思えば「トラック野郎」という40年異常前にやっていた映画でした.
その映画はシリーズになっていて自分達が見たやつは北海道が舞台でこれまで走ってきたところが出てきたのもあってみんなななだかんだ最後まで見てました.面白いかどうかは自分にはよくわかりませんでした(笑)